POWER SAVING FANは、オーダーメイドによる最適設計、高効率化、CO2削減の3つをお約束。
NKGが世界に誇るトリプル・ワン品質で多種多様なお客様のニーズに応えています。
◎印部分全ての寸法・角度が要求仕様
に対して最適な設計を行っています
送風機の性能を決定する設計要素として、インペラの外径、入口径、出入口巾、ブレードの出入口角度、羽根枚数、吸込コーンの形状、ケーシングとインペラの寸法的バランス、その他多数の項目があげられます。
高効率送風機を実現するにはこれらの要素を全て調和して各部の形状寸法を決定する必要があります。特にケーシングとインペラの寸法的バランスが最重要設計要素と位置づけられています。
上記の各種パーツやバランスの細部にこだわってつくられたPOWER SAVING FANは、電力の大幅な削減とともに、気体がスムーズに流れることによって、騒音や振動を抑えるため工場環境改善のメリットがあります。
さらに、最適化することで安全性が高まり、送風機の寿命を延ばすことができます。新規設置はもちろんのこと、「現在使用している送風機の風圧を上げたい」など既存送風機の能力増強や既製品では難しい老朽送風機の置換えができるのもオーダーメイドならでは。既設送風機とのサイズを合わせることも可能です。
既設送風機の仕様(風量、風圧、温度)を現在の運転状況の見合ったところまで縮小変更し、最適化を図ることで10%~30%電力消費が抑えられます。
既設送風機の能力アップ更新既設のモーターをそのまま流用して、20%~30%の能力アップが可能です。
高効率設計技術の応用例として、高圧ブロアを単段構造で設計することができます。シンプルな構造でメンテナンスが容易なうえ、廉価です。
POWER SAVING FANは最高効率88%。業界トップクラスの効率を誇ります。この高効率により、既存の送風機と置換えることで約10~30%の電力削減が達成できます。
また、エネルギーロスの要因となる乱流・渦流が生じにくい形状が特徴。このため一般の送風機と比べ、同じ風量・風圧をより低い電力で生み出すことができます。
近年、地球温暖化による気候変動が原因とされる異常気象が世界で頻発しています。温暖化抑制を目指し2016年に発効したパリ協定に基づき、我が国でも「2050年までに80%の温室効果ガス排出削減」を長期目標に掲げており、温室効果ガス(CO2等)の抑制は企業経営の重要テーマとなっています。
NKGは地球温暖化問題が表面化する以前から、高効率送風機を開発し、日本と世界の工場を省エネ化することでCO2削減に貢献してまいりました。
環境企業の先駆けとして、これからも世界的な環境問題、地球温暖化対策に積極的に取り組んでまいります。
自信の数値保証と最適化でお客様のニーズにお応えします。
NKGは国際規格である品質マネジメントシステムISO9001の認証を取得しています。
製造工程ではISO9001に準じた製造および品質管理を徹底するとともに、継続的な改善活動を実施しています。社員ひとり一人が責任をもって自社製品の品質管理を行うために、定期的な向上研修を開催。製品の品質管理や品質保証の精度を高めています。
NKGの設計は数値保証をした上でのご提案。御見積の段階で性能曲線や年間コストも明確な数字でご提示しております。
「どの程度性能が上がるのか」また「年間どのくらい電力を削減できるのか」など、詳細な数字を踏まえてご説明いたします。これも確かな技術力を誇るNKGならではの自信です。
【性能曲線での軸動力の比較】
既設機と更新機の負荷運転状態での測定結果比較
能力適正化 + 高効率化 + ベーン制御採用
化学プラントや製鉄所の送風機は、腐食性の強い排気ガスなどが発生するため特殊な施工が必要に。NKGでは安全性を高めるため、NASAでも使用されている3D流体解析ソフトによる高精度の解析を行っています。
近年、日本製の高性能送風機として海外からも認知され、中国をはじめとしたアジアや中近東など大きなマーケットからのご要望が高まっています。
国によっては、品質管理の基準や設計の単位が異なるため、さらに豊富な知識が必要となります。NKGではこれら海外の送風機の複雑な設計にも積極的に取り組み、ノウハウを蓄積。海外マーケットにも幅広く対応しています。